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武芸事典  用語:武芸(ぶげい)


武芸とは? ●武芸十八般

●武芸(ぶげい) とは

 「武(いくさに関わるもの)の芸であり、戦闘・格闘技術、武器・武具の使用術を言う。」

 では「芸」とはどういう意味か?

 芸(藝)の字を 「漢字源」(藤堂明保編 学研、刊 )で調べると、
その文字の形は、くさかんむり(植物の芽)に人が両手をさしのべた様をあらわしているらしい。
そこから”植える”の意味が本来の使い方だとわかる。

 意味を広げて”自然の素材に人の手を加える”技(わざ)やその仕事
・・・園芸、工芸、
もっと意味を広げ技術や学問をさし示すようになってきたようだ。
・・・工芸、学芸、
 つまりは”人によって成される行為”すべてに芸の言葉があてはまるようだ
美的なものを作り出す技術。
・・・・・芸術、や、
熟練の必要な技術(スキル)
・・・・・職人芸、
といった意味を包括して来たのだ。

 こうなると、芸と言う言葉は、
芸”そのもの”に対し、そして芸を”なしうる人”に対しての、敬意や畏れの念を含んでいる言葉と言える

  武芸という言葉も、単なる”戦闘技術”の意味から、広い意味に展開して、

 「人によって作りあげられてきた”すぐれた身体操法”の伝統文化、技術をあらわす言葉である。」
と受け取れないだろうか?

以上 文・武芸Web管理人


ぶ-げい
[1] 【武芸】武術についての技芸。
剣術・柔術・弓術などの類。
「―を磨く」「―百般」 *三省堂 大辞林より

ぶげい-しゃ
[2] 【武芸者】
武芸に携わる人。また,武芸に長じた人。*三省堂 大辞林より

ぶげい-じゅうはっぱん -ジフハチハン [1]-[3] 【武芸十八般】
十八種類の武芸。 古くから伝わる代表的武芸の総称で時代により異同があるが,
普通,
・弓術
・馬術
・槍術
・剣術
・水泳術
・抜刀術
・短刀術
・十手術
・シユリケン術
・含針術
・薙刀(ナギナタ)術
・砲術
・捕手(トツテ)術
・柔術
・棒術
・鎖鎌(クサリガマ)術
・モジリ術
・忍(シノビ)術をいう。
↓十八般

じゅうはっ-ぱん ジフハツ- [3] 【十八般】
中国で一八種の武芸。
・矛(テヤリ)
・鎚(カナヅチ)
・弓
・弩
・銃(テオノ)
・鞭(シナイ)
・簡(ムチ)
・剣
・鏈(クサリ)
・□(ナゲホコ)
・斧(オノ)
・鉞(マサカリ)
・戈(ホコ)
・戟(ホコ)
・牌(タテ)
・棒
・槍
・(クマデ)。
十八事。
*三省堂 大辞林より